▼自己紹介
はじめまして、私には体が不自由な息子がおります。
川村凜久(かわむらりく)、現在12歳でこの春、中学校に進学します。
りくがまだ1歳の頃、交通事故により脊髄を損傷し、胸から下の感覚や運動機能を失いました。
立つこと、歩くことができないため、車いすでの生活を送っています。
障害を負った当初はりくのこれからの長い人生を案ずる辛い日々でした。
しかし、幼いりくは自分の身体の障害に思い悩む年齢に達していなかったこともあってか、以前と変わらず笑顔でいてくれたことが私にとって救いでした。
これまで車いすで日常生活・学校生活を送る中で、幼稚園の年長児から車いす空手、小学1年生からパラフェンシングを始めました。
空手・フェンシングともに、始めた当初はまだ幼く、スポーツを通して身体を動かすことの楽しみを感じ、健康で活動的な生活を送ることが目標でした。
ここ数年は心身の成長とともに、競技者として真剣な顔で取り組むようになり、技術を高めたり競ったりすることの楽しみややりがいを感じるようになってきました。
空手・フェンシングともに昨年から本格的に大会に参加するようになり、結果を残すことができているのも本人の大きなやりがいに繋がっているようです。
○車いす空手の実績
・2024WORLD INCLUSIVE KARATE CHAMPIONSHIP 4位
・第6回松濤連盟国際空手道選手権大会 3位
・第25回全国車椅子空手道選手権大会 3位
・第1回全国オープン車椅子空手道選手権大会 2位
※(公財)川口市スポーツ協会 「特別優秀選手賞」受賞
〇パラフェンシングの実績
・2024年調布フェンシング大会出場
・2024年EDOカップ出場
・第2回車いすフェンシング全日本選手権大会 エキシビションの部 「優秀選手」受賞